「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉がありますが、この意味はというと?
最もポピュラーなのが、「秋茄子は美味しいから嫁に食べさせたくない」という嫁と姑の骨肉の争いを表しているという説。
もう一つは、まったく逆で「秋茄子は体を冷やすから、これから子どもを産む体によくない」と、嫁をいたわっているのだという姑の鏡のような説もあるようです。そして、秋茄子には種が少ないので「子種がなくなる」という意味をかけて、食べさせないのだという説もあるようです。
なるほど、どれも正しいように思えますが、さらに先日たまたまTVを付けていたら(さんまが司会の情報番組?)「嫁に」のヨメは本来「夜目(よめ)」であって、夜目とは「ネズミ」のことで、「美味しい茄子をネズミに食べられないように」という説を述べていた評論家(?)がいました(@_@)「えーー!ホンマかいなー!?」
まあそれぞれの説は、そう取りたいと思えばそれでいいのでは?まあこんな説もあるんだよと逆説や面白可笑しく話すのも良いかもしれませんね(^O^)
最近は、茄子の皮に含まれるアントシアン系色素の「ナスニン」が、ガンなどの細胞変異を抑制する作用(抗酸化作用)があることがわかり、注目をあびているようです(ナスニンは水溶性なので、油で揚げたり、さっと炒めてから調理すると成分が損なわれないそうです)。
さて我が家の畑の秋茄子はまだ小さいようですが、これから「食欲の秋」を畑の野菜で満喫いたしましょう!(^^ゞ