つれづれ子連れで虎の介

　今日は昨日までの天気が一転して真冬に逆戻り、日中積もりはしませんが、雪が交じった強風が吹き荒れていました。本当に被災地の方々の環境が厳しいものとお察しいたします。
　唐突ですが、作家宮沢賢治（岩手県）の精神とは、「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない　自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する」とそして「正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである」と論じています。
　これは、宇宙・自然・他者とつながる「共生の精神」であり、自らの身体と心の内なる声を聞き、人、生き物、地球、宇宙との深いかかわりを意識することに重点をおき学んでいくのです。（賢治の学校から引用）
　この度の震災は自然災害であり、日本は地球にあり、地球は銀河系の宇宙の中にあります。そして個人だけでなく集団が社会（地域）全体が一つとなって（つながって）幸せに（復興）なれるよう頑張りましょうというメッセージになるのかもしれません。
　ただ目の前の現実は余りにも厳しく辛いものでしょう、頑張り過ぎないで今はゆっくり立ち上がって歩き始めるしかありません。